対称性
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対称性とは?
対称性とは、Runeasiが測定した生体力学的パラメータにおける左右のバランスを指します。対称性の崩れはケガによって引き起こされることがあります。また、対称性が崩れることでケガしやすくなったり、ランニング効率に影響が出たりします。そのため、左右の違いを改善し、バランスの崩れを正すことが重要です。

ここで注目したいのが、故障した脚のスコアの高さ、低さは脚の特定の状態を示している場合がある点です。これを理解するには、脚の状態には過負荷歩行パターンと保護的歩行パターンの2種類があることを把握する必要があります。
過負荷歩行パターン
過負荷歩行パターンは、故障した脚のスコアが低いときの状態を指します。この場合、左右アンバランスはケガのもとになる可能性があります。また、左右アンバランスはケガが原因で生じることもあります。身体的な頑強さとランニング効率を高めるには、左右アンバランスの改善が欠かせません。
保護的歩行パターン
保護的歩行パターンは、故障した脚の方がもう片方よりパフォーマンスが良い状態を指します。この場合の左右アンバランスは、故障した脚の負荷を減らすために生じることが大半です。左右バランスを正し、故障した脚が再び負荷に耐えられるようにすることが重要です。
対称性を改善するには
対称性を高めるには、通常のトレーニングに片脚エクササイズを加えることが有効です。弱い方の脚を意識しながら負荷を加え、エクササイズの量(レップまたはセット回数)を増やすとよいでしょう。
左右アンバランスを改善するのに必要なパラメーターを選択してください。